ライティング機材が1セットしかなくても、複数のライトでライティングしたかのようなレイヤー合成撮影のトリック:Affinity Photoでの解説

ストロボなどのライトや、ソフトボックス、スタンドが、一セットしかない場合でも、モデルが止まってくれているなら、ライトの位置を変えながら、それぞれ撮影し、

それで出来上がった複数の写真を、フォトショップなど画像編集ソフトで合成して、いくつものライトでてらしたような写真に仕立てるのは、

ストロボとソフトボックスが1セットしかないときの、リムライトを生かした商品撮影の方法【分割撮影と合成】一回で適正な露出を得られない部分は別に露出を整えて撮影、合成

時計などのテカリものの物撮り、ライトの位置を変えながら複数枚の写真を撮影、フォトショップでその複数写真をレイヤー合成

この種の撮影と、あと合成のメリットは、

デメリットとしては、

1:ライトを動かすのが面倒

2:画像編集ソフトでの合成レイヤーがどれが最適なのか、撮影によっては迷うこともある

3:人間など長時間動かないでいるのが難しい被写体には使いにく(プロのモデルさんでも1分くらいが限度だったかな?)


まあ、今回は、こういった合成には本来向かない(ライトをエッチら移動付替する長時間、動かないでいるのが難しい)、人間モデルの例ですが、位置を変えたストロボと異なるソフトボックススをつけた三灯セットアップを行ったあと、それぞれ一箇所づつのライトを発光させた場合、

それぞれの結果は、

となるわけですが、それぞれのライトの位置とパワーの違いで、全く結果が異なってしまいます

これを、画像編集ソフト、Phoshopや、Affinity Photo、Corel Paint Shop Proなど、レイヤーが使える画像編集ソフトで、合成作業で、3つのライトを同時に発光したような写真に合成します

こうした、異なる位置のライトで撮影した写真の合成手法は、HDR合成が良いと思う人もいるでしょうが、レイヤーで、スクリーン、もしくはカラー比較(明)、あるいは比較(明)を使ってレイヤー合成したほうが、結果が良くなります(この種の露出合成は、PhotoshopやPhotoshop ElementsでのPhotomerge Exposureでは、HDRの亜種のようなもので、うまくいかないので、手動でレイヤーを組む

さて、今回はAffinity Photoで、ライトの位置を違えた画像三枚を、レイヤーとして読み込みます(Affinity Photo 複数枚の画像をレイヤーとして一括で読み込む方法【Affinity Photoレイヤー使い方ガイド】)*他のソフト(Photoshop(Elements含む), Gimp, Affinity Photo, Corel Paint Shop Pro)でも基本は一緒です

メインとなるキーライトで撮影した、一番画像としてはっきりした画像を、レイヤー構成の下に配置し 標準のままとします

その他の画像のレイヤーの設定は、

スクリーンを推奨するサイトも多いのですが、実際は被写体によっては違うレイヤーモードを選択したほうがいい場合もあり

今回は、カラー比較(明)、あるいは比較(明)の方が適切なので、上にある2枚の画像レイヤーは、そう設定(不透明度の項目のパーセント表示の数字を小さくすると効果が弱くなる)

モデルを同時に3個のライトで照らしたかのような写真に合成されるわけです

基本は、動かない被写体用のテクニックですが、

ライトが一個しかなくても、レイヤー合成を使えば、多数のライトを使った撮影とほぼ同じ撮影ができることを覚えておくとよいです


なんか、当サイトが撮って出し推奨派を肯定してるので反感あるのがいるそうですが、

RAWで撮影しました、でもレイヤーなんにも使わないで一枚画像、RAW現像で、こう露出が補正できます、ホワイトバランスが変更できます、トーンカーブいじくりましたって、幼稚なRAW現像しかやってないのに、

ギャーギャー言われたくないよね

RAW現像より、レイヤーの使い方教えようやw

JPEG派は、レタッチの使い方がわからない?CGIもろくにできない、シェーダーも組めない、トゥーンレンダリングもまともにできない「RAWで撮影」連中が、

何いってんのw

RAWデーターの「現像」は、デモザイク処理、リネアガンマを修正ガンマにして、コンピューターにしか理解できないデーターを、人間が可視できるようにする作業です。この過程で、特にJpegに変換するときは、高周波成分データーの切り捨てが行われるので、

RAWではそういうことはないのじゃ~

と、実際は、RAWデーターでは、本来は写真とはかかわらない、電子データーで生成されるChroma Noiseの類のエラーデータが大量に混じっていても、それを「生」データーがそのままカメラに保存されてるとか 間違ったこと書いてるカメラマンたくさんいますよねw*現実はそうしたChroma Noiseを「RAW現像」取り除く過程で、RAWのスペック的な有利性(色空間・ダイナミックレンジ)は大幅に減少、結果は、Jpegなどに比べてチンカスの「余裕」にまで接近してるわけですがw

また、RAW現像は、デモザイクの部分を除くと、リネアガンマを人間が見れるガンマ補正をかける、ガンマ補正作業でしかないのですが、現像とか言いたがる輩が多すぎ

まあ、RAW現像商法が、先生たちには、もうけやすいネタなのも背景にはあるわけですが


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